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更新情報

伝票と顧客の関連ロジック変更について

2014/01/23 更新


概要

快走韋駄天 バージョン 5.1.18.1 より、お客様のご要望を受け、履歴コントロールで顧客情報変更前の古い履歴を選択した場合や、伝票確定後に請求先に顧客値引を設定した場合、 また伝票登録後に顧客情報変更し確定作業を行った場合などにおける、伝票と顧客の関連ロジック変更を行いました。

 

履歴コントロールで顧客情報変更前の古い履歴を選択

履歴コントロールで顧客情報を変更する前の古い履歴を選択した場合ですが、 「現在の顧客情報を使用するか」ダイアログで選択できるようにしました。 もし現在の顧客情報と異なる古い顧客情報を選択した場合、 古い顧客情報は「新規顧客」として現在の顧客と別に登録されます。

たとえば荷届先が 2013/11 に引っ越しており、顧客マスタでは住所を変更済み。しかし伝票履歴で2013/09 の伝票を選択した場合、引っ越す前の住所が伝票に登録されています。従来のバージョンでは、この履歴を選択すると 2013/09 の住所が伝票画面に設定され、最新の住所に置き換えるには荷届先を選択し直す必要がありました。

そこでバージョン 5.1.18.1 では、古い顧客情報を含んだ履歴を選択した場合はダイアログを表示し、最新の情報に置き換えるか、選択できるようにしました。

 

例:古い社名・住所が履歴に登録されている場合

以下は、荷届先が「株式会社グレートパックエクスプレス」の履歴を選んだ例です。10年前の履歴なので、引っ越す前の住所が伝票履歴に保存されていますが、「はい(Y)」を選択することにより、社名及び住所・ビル名が新しい内容で設定されます。

 

ちなみに「今後、このダイアログ ボックスを表示しない」にチェックすると、以降はダイアログを表示せず「はい(Y)」の動作を行います。

 

伝票確定後、請求先に顧客値引を設定

伝票確定後、請求先に顧客値引を設定した場合、 修正/確定画面で確定済伝票を表示しても顧客値引は表示されません。 ただし基本料金の変更等、再計算が発生した場合には顧客値引が表示されます。

 

例:

 

伝票登録後に顧客情報を変更し確定作業

伝票登録後に顧客マスタの情報を変更し確定作業を行う場合、 顧客マスタに伝票の変更が反映されないようロジックを変更しました。
ただし伝票側の顧客情報には顧客マスタの変更が自動反映されないため、 修正/確定時に顧客を検索し直して最新情報を表示して頂く必要があります。

 

これに付随して、現在 「顧客情報を変更したら、関連伝票はすべて自動変更して欲しい」
という要望を頂いておりますが、 伝票をどこまで遡って自動更新させるのか、 また状況により請求関連テーブルの構造変更に及ぶ問題のため、 現在検討中となっております。ご了承ください。

 

 

注1:この情報は、後日最新の情報に基づき、内容が更新される場合があります。
注2:仕様は予告なく変更される場合があります。